こんにちは。
しらふじ整骨院の石川です。
関東もいよいよ梅雨に入りまして、どんよりした天候が続いていますね。
さらに、日によっては湿度が異常に高くなる日もあったりと、体調にも影響する日が増えていますね。
頭痛が出たり、食欲が減ったり、腰が重くなったりということも。
それと同時に増えてきたのが、「足がつる」という症状を訴える方です。
ですので、今回はこの「つる」という症状の原因と対策についてお話ししていきたいと思います。
「足がつる」
そもそもつるという症状は筋肉がどうなっているのでしょうか?
「こむら返り」と「足がつる」は同じ意味です。
「こむら=腓」という言葉で、「ふくらはぎ」を指します。
足がつると、ふくらはぎがひっくり返ったように感じることから「こむら返り」と呼ばれます。
「つる」という症状は、一般的に「ふくらはぎ」や「足の裏」が多いですが、他にも太ももや手、横腹、下腹部、背中など、筋肉や神経がある場所であれば、全身どこでもつる可能性があります。
医学での正式名称は「有痛性強直性筋痙攣」と言います。
このつってしまう原因は様々な要因が重なって起こることが大半です。
・筋肉疲労
・水分不足
・血行不良
・寒暖差
こういった要因が考えられますが、これらに多く共通することが「ミネラル異常」です。
ミネラルは神経や筋肉、細胞膜の働きを調整する役割を担っているので、ミネラルバランスが乱れると筋肉の調整が上手くできなくなってしまい、けいれんを起こして足がつってしまうのです。
「筋肉疲労」
筋肉は使えば、当然のことながら疲労物質が溜まっていきます。
この疲労物質の代謝を促してくれるのが「ミネラル」になります。
しかし、運動や仕事で筋肉を酷使し続けると、ミネラル不足に陥ります。
すると、筋肉の正常な収縮と緩和ができなくなってしまい、疲労物質が代謝されずに過緊張状態が続いてしまいます。
足のむくみもここに当てはまります。
「水分不足」
多くの運動や、この時期特有の強い湿気などで知らず知らずのうちに汗をかくことが多くなりました。
汗をかくのと同時に、ミネラルも流れていってしまいます。その結果、体内のミネラル不足が起こり筋肉の収縮と弛緩ができなくなってしまいます。
「血行不良」
血液は食べた食事などからの栄養素や、呼吸で得た酸素、その他ホルモンや酵素といったものも運びますし、ミネラルや体温も体の隅々まで運搬する役割があります。
しかし、汗によって水分が失われると血液中の水分も少なくなり、粘性の血液(ドロドロ)になりやすくなります。筋肉の収縮・弛緩が行われにくくなってもポンプ作用が働かず、血液循環が悪くなります。
これらから判断すると見えてくるのが「ミネラル」の重要性ですね。
「ミネラル」=「鉱物」
鉱物って聞くと、何か硬くて石のようなものを思い浮かべるかもしれません。
人の体に必要なミネラルは、微量ミネラルと多量ミネラルに分けられます。
こちらが微量ミネラル
そして、次に多量ミネラルです。
字のごとく、微量に必要な種類と、それに比べて多量に必要なミネラルとに大別できます。
ミネラルは多くの食品に入っているのがわかりますね。
特に日本人は健康を意識した生活になっているので、自分がまさか足りていないとは思っていない人がほとんどだと思います。
今回は体がつってしまう原因にミネラルが非常に関わっているという投稿でした。
次回の後編では、「ミネラル」についてもう少し掘り下げてお話ししていきたいと思います。
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